今日は、山田英夫氏の『逆転の競争戦略』を読了。
以前読んだ共著本が面白かった山田英夫氏の著作をブックオフで発見して、購入!ブックオフに行くと、ついこういう買い方ばかりしてしまう。まあ、これも大人買いの一種(?)だから、悪い気はしなけど(笑。
さて、この本は、タイトルの通り、「業界のリーダー企業をトップの座から引きおろすための戦略」というなんとも興味深いテーマになっている。そして、「リーダー企業が追随しにくい」戦略を採用することで、市場の競争ルールを変え、「リーダー企業の強みを逆に弱みに変える」ことを提言すると共に、そのフレームワークが体系化されている。
普通、リーダー企業がそのポジションに位置しているというのは、その豊富な経営資源を活用した結果なんだから、そこでの競争は避けようとするのが普通だと思うけど、あえてそこに焦点をあてて攻撃するという発想が面白かったし、そのための戦略が体系化されていて、とてもわかりやすかった。そういえば、以前読んで目から鱗だった『イノベーションのジレンマ』でも同じような発想があったなあ。。。。。
参画しているPJで自社の地位を引き上げるための戦略について話し合ったことがあるけど、その際に出てきたのは、ニッチ市場の探求、新規事業への進出、そして。。。。全面対決。勿論、全面対決には、戦略も何もなくて、単なる精神論に基づく玉砕覚悟の突撃(笑)。いくら時間かけても、全面対決を挑むための策略が玉砕以外に全然思い浮かばなかった(泣。
業界内での順位を引き上げたり、業界トップになるには、トップ企業をベンチマークして、そこに追いつこうとすることも必要だと思うけど,乗り越えるにプラスアルファの戦略が必要だと思う。ボクの今の部署だと、この本に書かれてる内容ってなかなか実践に移せないんだけど、みんなで議論する際にはいいきっかけを提供することができそう。
そうそう、ちょっと取り上げられてる事例が古すぎるのが、欠点。読みながら、思わず吹き出しそうになってしまった(笑。